2026/06/24 00:00
6月下旬から7月上旬にかけて行われる重要な管理作業が「中干し」です。
毎年行っているけれど、
•なぜ中干しをするの?
•いつ始めればいい?
•長く干しすぎるとどうなる?
と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
中干しは適切に行うことで根の活力向上や倒伏防止につながる重要な作業です。
今回は中干しの目的や実施時期、注意点について解説します。
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中干しとは?
中干しとは、田んぼの水を一度落として土壌を乾かす管理作業です。
分げつ期の後半に実施されることが多く、水稲栽培の基本技術のひとつです。
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中干しを行う目的
無効分げつを抑える
中干しによって不要な分げつの発生を抑制します。
養分を有効分げつへ集中させることができます。
根の活力を高める
土壌中へ酸素が供給されることで根の健全化につながります。
倒伏防止
株元が締まり、茎が丈夫になります。
その結果、倒伏しにくい稲に育ちます。
ガス抜き効果
還元状態になった土壌の有害ガスを抜く効果もあります。
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中干しを始める目安
一般的には有効分げつが確保できた頃が目安です。
品種や地域によって異なりますが、
• コシヒカリ:18〜22本程度
• こしいぶき:20〜25本程度
がひとつの目安となります。
地域の栽培指針も参考にしましょう。
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正しい中干しの方法
水を落とす
まずは田面の水を落とします。
軽くひびが入る程度まで乾かす
田面に小さなひびが入る程度が理想です。
過度に乾燥させない
大きな亀裂が入るほど乾燥させると根を傷める場合があります。
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中干し期間の目安
一般的には7〜10日程度が目安です。
ただし、
• 土質
• 天候
• 品種
• 生育状況
によって調整が必要です。
砂質土壌では乾燥が早いため特に注意しましょう。
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中干しでよくある失敗
干しすぎ
根を傷めて生育不良につながる場合があります。
干し不足
倒伏防止や根の活力向上効果が十分に得られません。
生育状況を見ずに実施
圃場ごとの生育差を考慮することが重要です。
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中干し期間中に確認したいこと
•葉色
•分げつ数
•病害虫発生
•土壌の乾き具合
•畦畔の雑草管理
この時期はウンカ類やカメムシ類の確認も重要です。
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中干し後の管理
中干し終了後は再び入水します。
その後は間断かん水を中心に管理し、根の健全化を維持しましょう。
過度な湛水管理は根の活力低下につながることがあります。
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まとめ
中干しは水稲の健全な生育を支える重要な管理作業です。
無効分げつの抑制や倒伏防止、根の活力向上など多くの効果があります。
圃場の状態を確認しながら適切な期間で実施し、高品質なお米づくりにつなげましょう。
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