2026/06/13 00:00
水田雑草の中でも農家を悩ませる多年生雑草が「クログワイ」です。
毎年同じ場所に発生する
年々発生面積が広がる
除草剤を散布しても完全になくならない
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
クログワイは地下茎や塊茎で増殖するため、一度発生すると防除に時間がかかる雑草です。
今回はクログワイの特徴や発生原因、おすすめの除草剤について解説します。
クログワイとは?
クログワイはカヤツリグサ科の多年生雑草です。
地下茎を伸ばしながら増殖し、地下には多数の塊茎を形成します。
地上部を枯らしても地下の塊茎が残るため、翌年も発生を繰り返します。
特に湿田や排水不良の圃場で発生しやすい傾向があります。
クログワイの特徴
円柱状の茎
クログワイは葉が目立たず、円柱状の茎がまっすぐ伸びるのが特徴です。
草丈は30~80cm程度まで成長します。
地下塊茎で増殖
地下に形成される塊茎が翌年の発生源になります。
これがクログワイ防除を難しくしている最大の理由です。
群生しやすい
一度発生すると同じ場所にまとまって発生し、年々範囲が拡大する傾向があります。
クログワイが増える原因
地下塊茎が残っている
地上部を枯らしても塊茎が残れば翌年発生します。
発生初期の見逃し
クログワイは発生初期には目立ちにくいため、防除のタイミングを逃しやすい雑草です。
排水不良
常に湿った状態の圃場では発生しやすくなります。
クログワイ防除のポイント
発生初期を狙う
草丈が低いうちの防除が効果的です。
大きくなると薬剤効果が低下する場合があります。
毎年継続して防除する
クログワイは1年で根絶することが難しい雑草です。
数年間継続して対策することで密度を下げていきます。
圃場の排水改善
排水性を改善することで発生を抑制できる場合があります。
クログワイ対策におすすめの除草剤
クリンチャーバスME液剤
ノビエだけでなくクログワイやオモダカなどの多年生雑草にも効果を発揮します。
一発処理剤の取りこぼし対策として人気があります。
クリンチャーバスME液剤 500ml 1本 | アグリッジ|水稲農薬専門ストア
バサグラン液剤
クログワイ防除の定番剤の一つです。
発生初期の散布で高い効果が期待できます。
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クログワイ登録のある一発処理除草剤
毎年発生する圃場では、クログワイに登録のある一発処理剤を選択することも重要です。
使用前には必ず最新の登録内容をご確認ください。
クログワイ防除で失敗しないコツ
発生初期を見逃さない
定期的に圃場を巡回する
数年単位で対策を継続する
排水対策を行う
適切な除草剤を選択する
これらを意識することでクログワイの密度を徐々に減らすことができます。
まとめ
クログワイは地下塊茎によって増殖する厄介な多年生雑草です。
一度発生すると完全防除は難しいですが、適切な除草剤の使用と継続的な防除によって発生密度を大きく減らすことができます。
発生初期での対応を心掛け、雑草の少ない健全な水田づくりを目指しましょう。
アグリッジでは、水稲用除草剤や農業資材を多数取り扱っています。クログワイ対策についてもお気軽にご相談ください。
